今日はフェスタサマー・ミューザ川崎2011の都響公演を聴きに新百合ヶ丘まで行ってきました。ご存じかどうかは存じませんが川崎の誇るミューザ川崎シンフォニーホールは震災の影響でメタメタにつぶれて全治1年以上、ということで今年は川崎市内のいろんなところで公演が催されています。今日は新百合ヶ丘の昭和音大のホールでした。
しかしさすがに遠い。19:30開演とは言え、ギリギリ間に合わず1曲目のシベリウスのバイオリン協奏曲は第2楽章からの入場となりました。
で、「運命」ですが…。超よかた!!ベートーベンの交響曲第5番「運命」はいろんなオーケストラで何度か聞いてますが、今日は特に良かった。
運命交響曲ですが特に第4楽章のポジティブ・エネルギーは異常なほど!!
第1楽章はみなさんご存じ「ジャジャジャジャーン」。
うわー運命や-!って感じであっという間に終了します。
第2楽章は一転しんみりしちゃいます。
…そうやね、運命って、自分じゃどうにもならないもんね。ぐすん。って感じ。音楽自体はすごく美しいのですが。
第3楽章は「やばい、もうだめ」。
あ~、もうダメやわ俺。運命、きびしいなぁ。
って絶望に沈みそうになる刹那!楽章間の休憩なしで(アタッカと言います)突如始まる第4楽章。
これが超明るい!
グダグダ考えたってしょーがないやろ!明るくポジティブにいこーぜ!的な、とにかく明るく、行けるとこまで行こうぜ!的な。
もう悪ふざけと言っても過言ではないほどのポジティブさ。聞いていると自然と心が沸き踊ります。そしてなぜかちょっと熱くなってくる目頭。
というわけで第4楽章、ちょっと聞いてみて下さい!開始35秒ぐらいからが第4楽章です。
どうでしょう?
今日は小泉都響でした。僕の中で最高のコンビの1つです。小泉さんが指揮するときの都響はやっぱりひと味ちがいます。その能力が100%引き出されている感じ。自由自在に都響の美しい音を引き出せる小泉さんが僕は大好きです。結局ブログに書けてませんが、先月のA定期で聞いた小泉都響のリスト・ファウスト交響曲もとにかく素晴らしかった。
と、言うわけで心機一転、今後はなるべくちゃんと、でも軽い気持ちで(こんな感じで)クラシック演奏会の感想を書いていこうと思います!では!
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