僕がコーチをしていた時代の選手はもはや1人もいません。最後の中1だった学年は今年から大学生です。トミ・コースケ・カッパ・モーちゃん、そして今年からコーチをしてくれているクリ。中島みゆきの歌ではありませんが、時代はまわります。
1枚目の写真は先日撮った写真、2枚目の写真は2000年の市民大会の試合後に撮った写真です。意識して同じシチュエーション・同じ場所で撮ってみました。こうしてみると時代はまわっても、中学部水泳部ってもの自体はそんなに変わってないように思えます。ちなみに2000年は僕が社会人1年目。このときも50Frを泳ぎましたが、そのときはまだマトモなタイムで泳げていたのですが…。ちなみに今年のタイムはその時の6秒落ちです。ひどいですね。
ほとんどずっと中学部のテントにいたのですが、視点はどうしてもコーチとしての視点になってしまいます。注意したいことやアドバイスしたいことが次から次へと頭に浮かんできます。特に気になったのはやっぱり応援の態度です。みんな出場する選手がスタート台に立つ頃になってやっと「さて、応援するか」ってモードになります。
僕がコーチだったらこれは許せないことです。自分がレース直前、コース台後ろのイスに座って緊張しているとき、自陣を見たら誰も自分の方を見てない。座ってダラダラしている。この状態で果たして奮い起つものか。
仲間の応援に心から感動して奮い起ったことがありますか?特にレース前、そんな感動があれば僕ならそれが大きな力になります。これは体験しなければなかなか分かることではありませんが。
オリンピックや世界水泳をテレビで見て、日本の選手を心から「がんばれ!」って思ったことはきっとあるでしょう。見ず知らずの選手に対して思えるその気持ちを、同じチームの仲間に対して思ったことはありますか?せっかく毎日毎日同じプールでキツイ練習を乗り越えてきた仲間として、心からの応援が出来てないとすれば、それはきっと何か改善すべき問題があるはずです。それは普段の練習においても同様です。毎日の練習は、試合につながっています。
感動できるチームを目指して、頑張ってくれい!
なんて小言を言ってしまってる自分はもはやオッサンですね。でも何だかんだ言ってもうちのチームはやっぱり良いチームです。素直に誇りに思います。伝統、なんて言葉で書くと簡単ですが、その重みを感じないわけにはいきません。今から16年前、僕が中学生のときのチームと、今のチームと、本質的な大事な部分に関しては全く変わってませんね。練習中の声、試合での応援、チームワーク、仲の良さ。変えてはいけないもの、というのもきっとあります。10年後のチームも今と同じように、誇れるチームであってほしいです。
それにしても僕が中学部に入学したのが1989年。16年も経ったのか…。
3枚目の写真は、今年の1年生3人衆です。4枚目にはセラブラザーズの末弟が写ってますね。みんな頑張れよ!
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