筑波サーキット初走行!その3

copen_tc050618_02さてさて今回は全くのノーマル・コペンで筑波サーキットを走ったわけですが、そのおかげで素のコペンが持つ素晴らしいところ、素晴らしくないところがよく分かりました。

素晴らしいところはなんと言ってもその旋回能力の高さ、挙動のマイルドさでしょう。ブレーキを残してコーナーに入っても、もしくはコーナー中にブレーキを踏んでみたりしても(最終コーナーで進入速度が高すぎたりしたとき)、一瞬挙動が乱れたとしてもとっ散らかることなく余裕を持って建て直すことができます。サーキットなので路面がフラットであるということもあるのでしょう(これが首都高ではそうもいかないことは身をもって体験済みであるなんてことは言わない方がいいのかな)。まだ限界まで攻められていないということでもありますが。

旋回能力の高さはすべて車重の軽さからきています。軽いからよく止まり、軽いからよくまわります。ストレートのスピードとコーナーのスピード差はとても少ないです。またFFなのでアクセルを開けることに何の躊躇もいりません。向きさえ変われば床まで一気にドンと踏んでも全然問題ありません。(向き変わる前に踏んだらどアンダーですが。)

しかしながらやはりスピードの無さは思い知らされました。もちろんコペンはスピードを追い求める車ではないですから仕方ないのですが…。サーキットではほとんど5000~7500回転ぐらいを使います。コペンの最大馬力は5500回転くらいで発生します。そこまではいいんですが、7000回転近くになると加速感がほとんどなくなってドン詰まりになってきます。レッドゾーンは一応8500回転なのですが、そこまで回しても意味がありません。以前のコペンでは吸排気(エアクリーナとマフラー)を変えていたので、上の方でもそこそこ伸びを感じましたが、ノーマルのコペンだとこんなもんです。たとえば第1コーナーを3速のままうまく抜けてちょうど5000回転くらい。そこからエイヤとアクセルを踏んでも加速感はほとんど感じられない、というかとてもじれったく感じます。そのままS字→第1ヘアピンに入っていきますが、その間に回転は7500回転くらいまでいきます(しかいかないと言うべきか)が、そこの伸びがない。4速にあげるには距離が無さ過ぎるし。

とは言えコペンにスピードを求めてもたかが知れています。かりにお金をかけて30馬力上げて100馬力にしたとしても、筑波サーキットでのポジションに変化はないでしょう。1.6リッターのロードスターだって120馬力はあります。

と言うわけで今後はコペンの長所を生かしていこうと思います。やはりブレーキを強化したいですね。現状まだまだシャーシには余裕があるように感じるので、もっとガツンと効くブレーキでも十分対応できると思います。これで不安感が増すようなら更なる軽量化とボディ下部の補強をしていこうと思います。

あとはあくまで気持ちよく走らせるためにコンピュータ、エアクリーナ、マフラーの定番3種は交換したいです。マフラーはなるべく静かなのがいいな…。エアクリーナはバシュバシュとうるさいぐらいのいいですが(笑)。

それにしてもコペンはいいですよ!なんと言っても安心です、遅いから(笑)。でもとても楽しいです。オープンだし。気軽にスポーツ・ドライブを楽しむには最適です!テクニックを学びたいならFRだとは思うものの。

誰かもう一人くらい「走り仲間」がいればいいのですが…、誰か一緒に行きませんか?筑波サーキットを走るためには、筑波ライセンス(僕はファミリー走行限定)を取るだけでOKです。土曜日とかに3時間くらい講習をうけるだけ。サーキットを走ることで、自分の技量や車の限界(に近い部分の)性能を知ることができます。また一般道でスピードを出したいという欲求が減ります(ホント)。どうでしょう?

さて次回は7月。暑いんだろうなぁ。


1 件のコメント :

  1. 昨日は行けず、誠に残念でした・・・。
    ��月楽しみにしております!
    確かにあと1人欲しいですねー。
    しかしながら、僕の周りにはいないです・・・。

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