筑波サーキット初走行!その2

bc7e340e.jpg2本目。1本目よりはだいぶ周りが見えて、落ち着いてドライブできるようになっていました。

特に第1コーナーと第2ヘアピン、そして最終コーナーでは旋回中のスピードが他の車に負けてないということに気がつきました。第1コーナー、他の車がブレーキを踏み始めるポイントより明らかに奥でブレーキを踏んでも十分間に合います。そしてブレーキを残しながらステアを切り、若干リアがスライドするような形で一気に向きを変え加速重視のラインで奥側のクリッピングポイント目指して一気に加速します。すると一瞬ロードスターやS2000にも並びかけることができました!もちろんそこからの加速ではついていくことはできませんが…。

第2ヘアピンも同様で、相手がGT-RだろうがRX-7だろうが先ほどのプレオだろうがコーナリングスピードだけは負けませんでした。コーナー入り口では前車のブレーキ開始ポイントに注意しないとツッコンで行きそうで怖いくらいです。ラインをずらして奥の方で一気にブレーキング、それでも十分余裕があります。止まりきれなくて飛び出していきそうな恐怖とは無縁でした。そこから半分くらいブレーキを抜いてコーナリングのための力を蓄えステアを切ります。コペンは僕の意図を完全に理解するかの様に一気にノーズをインに向けます。あとは床までアクセルを踏んで立ち上がるのみ。実際これで僕より先にコーナーに入ったRX-7を捕らえることができました。

でもどんなに頑張っても第2ヘアピンからの脱出速度は80キロくらい。そこからバックストレートでどんなにアクセルを踏んでも最終コーナー手前では130キロくらいまでしかでません。他の車はたぶん200近く出てるんだろうなぁ、後ろの車がそれこそグングン迫ってくるのが分かります。これが一番怖い。

最終コーナーまでに余裕があれば少し右に寄って左端のラインを他車に譲りますが、そもそもバックストレートも400mしかないわけで、判断に迷うときがあります。つまり右に寄ったとしても最終コーナーは右コーナーなので僕がインについてしまうことになります。こんなとき半分くらいの人はしかたなく僕の真後ろにラインをとって「ここでは抜かない」という意思を示してくれます。ありがとう青のインテグラ。でももう半分くらいの人はアウトから一気に抜いていこうとします。もしくは僕のインから抜いていこうとする意思を見せます。

でも僕のコペン、最終コーナーも結構スピード出るんですよね。1本目とエラい違いですが、2本目では直前で一瞬軽くブレーキして120キロ強で最終コーナーに入る術を身につけいました。そこからほぼ120キロをキープして最終コーナーを抜けることができます。このスピードだと他車からすれば実に中途半端なのだと思います。特に後ろがインプレッサやGT-Rだと気をつかいます。そんなときは1本目と同じ様にベストのラインを外してインをあけてあげます。でもインからいかれると怖いんですよね。相手もプロじゃないからいつアンダーを出したりスピンしたりするか分からないですからね。

2本目ではだいたいのタイムを測りました。車に秒までわかるデジタル時計を貼り付けてあるので、バックストレートの「残り200m」看板のところでそれを見ます。タイムはというと…1分20~22秒くらい…。遅い。やっぱり遅い。まぁでもこんなもんです。

ちなみに先ほども出てきたグランツーリスモ4でもノーマルのコペンだと頑張っても1分20秒弱くらいですから、ほぼゲームどおりです。ただゲームだと2速を使うところも、実車では3速を使った方が速い様に感じました。区間タイムなんてもちろんわからないので、正確なところはわかりませんが、やはり僕みたいなヘタッピがシフトダウン→シフトアップするよりかはシフト操作ナシでコーナーリングに集中した方が良いのかな。「迷ったら上のギア」というのがサーキットの鉄則らしいですし。

ただし2本目の最後の方はタイヤの能力が落ちてくるのが感じられました。顕著にわかるのがダンロップコーナー。当初はアクセルを抜くことなく全開で抜けることができました。(ちなみにまさにゲームどおりのスピード=85キロ~90キロくらい。)でも最後の方は全開だと曲がりきれなくなってきました。こうなってくると一度アクセルを抜かざるをえません。得意の(笑)タックイン!コペンはこれが気持ちいいんですよ。イメージどおりにヌルーっとリアが流れて一気に向きが変わります。これは気持ちいい。遅いけど。

そんなわけで2本目は割と充実感を持って走ることができました。ちなみに2本目もオープンで走ったのですがそれでも暑いこと。


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