「僕の名義で運用しておいてくれたまえ」 |
毎年80万円分、非課税枠に投資できる
非課税枠のジュニアNISA口座で投資できる金額は年間80万円までです。
その80万円を使って株や投信を買って、それらを非課税で運用できる期間が5年間です。毎年の配当金や、仮に売却した場合の売却益には通常だと20%の税金がかかりますが、それがいりません。大変オトクです\(^o^)/。大変オトクですが、配当金や売却代金は「払出し制限付き課税ジュニアNISA口座」なるオサイフに入り、子が18歳になるまでは引き出すことはできません。
次に、じゃあ5年たったらどうするかというと、
1.非課税のうちに売却する
2.新たな年度の80万円枠を使って継続保有
3.課税枠を使って継続保有
と、3つの策がとれるようです。
1はまぁ無難な対応ということでしょうか。次の年は新たな気分で別の銘柄の株でも買えばよいのでしょう。
ですが「この株はまだまだ上がるぜ!」てな場合は、次の年の80万円枠を使って継続して保有することが可能。これが2番で、ロールオーバーと言います。ただし非課税枠で継続保有できるのはその時点の時価で80万円分まで。それを超える部分は売却するか、課税枠での運用を強いられます。
3は新たな年は新たな銘柄を買い足したい!けど今のも持っておきたい!ということなので、その場合、これまでの分は課税枠での運用にチェンジということになります。
課税枠=払出し制限付き課税ジュニアNISA口座での運用とした場合、配当金や売却益には通常と同じ税金がかかってきます。さらには払出し制限もあるため現金引き出しは18歳まで不可ということです。
ただし払出し制限付き課税ジュニアNISA口座のお金を使って非課税枠(ジュニアNISA口座)で株や投信を買うことは可能ですので、その辺うまく使って投資のサイクルを回していく感じになるのでしょうか。
ジュニアNISAは、非課税のジュニアNISA口座、課税ありの払出し制限付き課税ジュニアNISA口座、この2つのオサイフをうまく使い分けるのがポイントになりそうです。
2023年で終了
NISA同様、2023年までの制度ですので、その時点で18歳になってない場合は最後の最後、時価80万円分まで「20歳まで非課税キープOK」な特別口座?(継続管理勘定と言うらしい)にロールオーバーできるそうです。
この特別口座では売却はできるけど、買い増しは不可。
これ意外と重要ポイントかもと思います。うちの子は今2歳なので2023年時点でもまだ10歳。つまり残り10年間もの間、非課税で80万円分の株か何かを運用できるということです。ここでどの株や投信を残しておくかが結構腕の見せどころですよね。毎年時価評価されて80万円を超える分は切り落とされるとかそういうことでなければ、配当金もしっかりあって成長率も高い銘柄を選びたい所です。(当たり前か。)ちなみに払出し制限はずっと有効なので、いずれにしても18歳になるまで払出しはできません。
その他、確定申告時の損益累計に含められないとか、金融機関の変更が不可だとか、注意点も幾つかあるようです。
各証券会社ではすでにホームページ上で大々的に宣伝し始めているので、そちらでより正しい知識を得ていきたいと思います。
とにかく18歳になるまで払出し不可という「強制貯金」的側面は、ズボラな僕にとってはけっこうありがたく感じます。子供用の資金としての投信とかやってるようならば、問答無用でジュニアNISAを活用すべきですね。
冬のボーナスの使いみちの1つとして要検討かも。我が家のきっかけ作りの意味で書いてみました。ではまた!
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