8ヶ月の息子が初の高熱!脱水を見破るワザ

6ヶ月頃までは母親から受け継いだ免疫機能に守られている赤ちゃんですが、それをすぎるといよいよ風邪を引いたり熱を出したりするそうです。

我が家の坊っちゃんも先日ついに初の高熱(39.7度)を出してしまいました!



39.7度の知らせを受け取ったのはまだ会社にいた午後8時頃。タクシーで病院に向かうとの連絡を受けました。運が悪いことに僕はその日、客先サーバールーム内での作業があり、サーバールーム内に携帯電話の持ち込みは禁止されているため「何かあったらここにかけて」と客先の外線を伝え、その日は作業をしておりました。

幸い診察の結果は「危険な状態ではなく、おそらくただの風邪」とのこと。念のため翌日も病院に行き、咳の薬や、念のための熱さまし(座薬)を出してもらいました。

なるべく具合悪そうな写真をチョイス(^_^;)

体温の推移


赤ちゃんの高熱は平気で3〜4日続くそうで、特に夕方以降に高くなりやすいのだそうです。うちの息子の推移はこんな感じでした。

当日昼…体温不明。大変元気だったそう。

当日夜…39.7度。泣いてやたら体が熱いので測ったらしい。

当日深夜…38.7度。特に何もしてないけど、少し下がりました。

翌日朝…38.4度。ちょっと下がったけど念のため病院へ。元気は元気。

翌日夜…38.2〜9度。気づいたらけっこう上がってるので驚き。泣く。

翌々朝…36.8度。ほぼ平熱に。大変元気。

翌々夜…37.9〜38.2度。夜はやはり上がります。でもとても元気。

普段との違いとしては、若干咳をしていることと、泣き声がいつもよりカスレ気味なこと。病院で「喉はさほど赤くなっていない」とのことなので、喉の風邪ではないようなのですが…。

脱水症状に注意


赤ちゃんが熱を出した際、一般的にもっとも気をつけなければならないのが脱水だそうです。元気におっぱいやミルクを飲んでいるなら心配はないのですが、グッタリして食欲がないような状態だと、赤ちゃんはすぐに脱水症状になってしまうらしい。脱水症状になった場合はおっぱい、ミルク、水、もしくはアクアライトやポカリスエットのような電解質を含む飲料をどうにか飲ませることが必要らしい。(その辺のノウハウもこの機会に知識として習得しておかねば!と書いている今、そう思いました(^_^;)

脱水症状の見分け方については病院の先生に教えてもらったので、共有いたします。

脱水症状の見分け方① つめを押す


大人でも使えるワザなのでやってみてください。つめを押さえると、押さえたところが白くなりますよね。その状態から、押さえるのをやめた際に赤みが戻るまでにかかる時間が2秒以上かかったら脱水症状とのことです。健常な状態だとほぼ一瞬で赤みが戻ると思います。

口のきけない赤ちゃんに対しては大変有効なワザですよね。

この状態から…

こうやって赤みが戻るまでの所要時間です。通常は一瞬。

脱水症状の見分け方② 肌をつまむ


鎖骨あたりの柔らかい皮の部分をつまんで離して、一瞬で戻ったらOK。シワが残るような感じで(つまり老人の肌みたいに)ゆっくり戻る感じだと脱水症状とのこと。

ワクチンの効用について


医者から言われたのは「ワクチンをきちんと打っているので、RSウイルスなどの本当に怖い病気になるリスクはほぼありません」ということ。ワクチンについては色々言われていますが、打っておいて良かったなと。

医者側からしても「ですので、他に可能性があるのはコレとコレです」てな風に可能性を限定してより的確な判断がし易いというメリットもあるようです。

実際、赤ちゃんの高熱には多種多様な要因がありますが、高熱が出ているその時点において正確な診断を下すのは大変むずかしいようです。

この後について


4日経っても熱が下がらないようだったら再度受診するよう言われました。また39度以上の熱がでてグッタリしているようなら熱さましの座薬を(1日2回までなら)使ってよいとのこと。

また多くの赤ちゃんが体験するらしい「突発性発疹」であった場合、熱が下がりきったあと背中等に赤い発疹がボツボツできるそうですので、その場合もまた受診が必要ということでしょう。

これは自分が勝手にネットで調べた情報なので確度は低いのですが、この時期の赤ちゃんの高熱には他に「川崎病」てのもあって、その場合、舌が赤くなるなどの特徴があるようです。ちなみに川崎市とは関係ナシ。

赤ちゃんによっては「熱性けいれん」になる子も多くいるようです。そうなった場合にどうするのか。ブログで体験談を書いてくれてる人も多々いるので、そういうのに目を通しておいた方がよいでしょう。

熱性けいれん 高熱の続く赤ちゃんにはご注意を|サラリーマン金太野のブログ

病院のサイト等も参考になりますが、上のような一般の方の体験談もとても参考になります。

今現在


昼間はほぼ平熱だったのですが、夜になって38度台と少し上がってきました。ただ幸い元気は元気ですし、おっぱいもしっかり飲んでるし、離乳食もバクバク食べてるので、あまり心配はいらなそうです。

それにしても最初39.7度と聞いたときは、初めての経験だったこともあり正直けっこうビビっておりました。知識として「赤ちゃんの高熱は珍しくない」ということを知っていても、いざ自分の息子がそうなった場合は、いろいろとネガティブなことを考えてしまいがちです。いずれ慣れていくのでしょうが…。

ただ気持ち的には今後慣れていったとしても、根拠の無い楽観視は時に重大な事故を招くかもしれません。慎重かつ冷静な判断力が必要ですし、また「自分には判断がつかない」という判断を下すことも時に重要なのかも知れません。(だからといって毎度毎度救急車をタクシー代わりに使うなんて人はどうかと思いますが…。)そんなわけで、ではまた!


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