パチンコの話(1)


(最初にお断り)
僕はパチンコについて批判していますが、そこで働いている方や経営している方、仕事として関わっている方たち人間を批難するものではありません。僕の先輩や後輩にもご親族が経営者だったり、関係企業で働いていたりという方が何人かいます。また地方では良心的な値段設定でご老人たちの社交場として機能しているパチンコ屋さんもあると聞きます。なのでパチンコに関わるすべてを批判するつもりはないです。ただパチンコ業界には僕の個人的常識からは考えられないくらい莫大なお金が流入し、それが必ずしも良いことばかりには使われていないようなので、僕が批判したいのはそういうシステム・仕組みです。

昨日、2012年度の日本の国家予算が成立しました。(本当に実施できるかどうかは知りませんが。)その額じつに90兆円。うち税収は50兆円くらいを見込んでいるのでしょうか?

ところで突然ですがパチンコの売り上げってどのくらいか知ってますか?これ、調べれば分かります。少なくともパチンコホールでの貸し玉で売り上げた金額は「日本レジャー白書」や、以下の協会サイトで確認できます。

売上・参加人口・活動回数|社団法人 日本遊技関連事業協会

昨年度で19兆円

これ、すごくないですか?

日本の国家予算…90兆円
自動車業界全体の売り上げ規模…約43兆円
トヨタの売り上げ…約20兆円
キヤノンの売り上げ…約4兆円

マカオのカジノ全体の売り上げ…280億ドル=1兆6400億円
ラスベガスのカジノ全体の売り上げ…60億ドル=4800億円

日本のパチンコの貸し玉…19兆円

※すべて今ネットで適当に調べた数字です。たぶん合ってますが。

すごいですね。とりあえず今日はここまでです。ではまた。

パチンコに日本人は20年で540兆円使った (幻冬舎新書)
この本は読みました。またご紹介します。

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