「鉄コン筋クリート」感想

後輩の結婚式スライドショーに使う音楽を借りるため、久しぶりにツタヤに行きました。そこでついでに借りてきたこの映画。見たかったやつ。それにしても最近はすぐDVD化されますね。

「鉄コン筋クリート」。松本大洋原作漫画の映画化。

どんな映画かはこちら。映画の公式ホームページ。

僕が高校時代にスピリッツで連載が開始。その独特な世界観がひそかに気に入っていました。特に人の顔を描く際に、白目と黒目を逆に塗ることで、こんなにも不気味な絵になるものだと感心し、真似していました。ノートに落書きする際。

鉄コン筋クリート01

映画は原作の世界観をかなり忠実に再現しています。アニメーションってすごいなぁ。宮崎駿さんとは全然違う浮遊感です。

鉄コン筋クリート02

英語版のタイトルは「Black and White」。そのまんまですね。この映画は確かにクロとシロの物語だから。

鉄コン筋クリート03

シロの心象世界もすごく良い感じで映像化されています。全体的にすごく期待通りのデキとなってました。若干ラストの部分が原作よりも芸術的になりすぎて迫力に欠けるきらいがありましたが。でもとにかく素晴らしいデキ。

ただシロの声が蒼井優ってのは最後まで慣れなかったな。クロの二宮和也はなかなか合っていたけど。

感想は、よくわからない。でもときどきこんな暴力的なものに魅力を感じることがあります。クロみたいな。でもシロも好き。

深夜に部屋を暗くして見ると良いと思います。星3つ、★★★。


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