水泳部カート大会その3

第3回水泳部カート大会レース・レポート(前編)

ついにこの日はやってきた。

第1回優勝イナガキ、第2回優勝クロタキ、この2人をはじめ今回はまさに強豪ぞろい。誰が優勝しても不思議ではない。簡単なプロフィールを紹介する。

オオタ
オザキの「15の夜」を愛する社会人2年生ライダー。将来の飛行機パイロット。しかし予定の飛行機に乗れず大遅刻。第2回大会では総合第2位だったこともあり今回は真剣に優勝を狙っている。

クマシタ
神。そして旅人。最近この手の集まりの参加率が急上昇、隠れた有望株である。第2回大会では後半成長し4位とまずまずの成績を収めた。意外と一発の速さを持っているが、プレッシャーに弱い一面も。

ナガタ
今回ただ一人のカート初体験者。しかし愛車のポルシェでリアエンジン・リアドライブの運転には慣れておりその実力はあなどれない。また昨年のダイエットによりかなりの軽量化がなされている点も見逃せない。

スズキ
NBBK(ナチュラル・ボーン・ボケ・キラー)。初任給を得たばかりの社会人1年生NBBK。もともと「僕、今回は見学しますんで」と言っていたが血が騒いだのか当日急きょ参戦。裏優勝候補ダントツNo.1だ。

コースケ
男前を目指す男バーテンダーにしてヘナチョコ・ライダー。今回最年少の大学4年生。今回初参戦だがカート経験はあり、思い切りの良さが出れば上位に食い込めそうだ。内定が出た勢いで一気に突っ走るか?

イナガキ
結婚を機に引退するかと思われたがしぶとく現役続行、黒い爆撃機は健在だ。豪快さと繊細さを兼ね合わせたドライビング・テクニックで並みいる後輩達を蹴散らせるか?重たすぎる体重だけが不安要素。

クロタキ
孤独な老人No.1。敵は己の体力のみ。

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今回、レースを行ったのは兵庫県三木市にあるグランプリカート三木。レースでの同時走行車数が6台までなので、2組に分かれての予選・決勝となった。

初心者ナガタがいるため、希望者のみまずは8周の事前練習走行。意外にもイナガキ・クロタキ以外の全員が走行した。ベテラン2人は余裕をこいて「まぁ調度よいハンデでなろう」と思いつつも、その実、体力を温存する作戦に出たのであった。しかし全員にとって初走行のこのコース、8周分の経験値は決して小さくない。吉とでるか凶と出るか?

練習走行のタイムはこの通り。
タイム(事前練習)やはり事前の予想通りオオタが速そうだ。クマシタも速い。ナガタは初心者なのでまずはこのぐらいか。スズキは2回目なのにやっぱり遅い。コースケ(tsujimoto)はビビり具合がよく出ている(笑)。

このタイムを見てクロタキは「マークするのはオオタ、やつを完膚なきまでに叩いて最速の称号をゆるぎないものにしてやる」とドス黒い腹の底で考えていた。


なお、今回のコースのコース図はこちら
コース図コーナーだらけの超テクニカルコースです。う、うでがしんどい…。


コーナーが多いため、いかにスピードを落とさずに走るか、そしてそのためにどんなラインを通るのかが重要と思われる。抜きどころは…ない。しかしミスは多発しそうだ。まずは自分がミスをしないこと、そして相手のミスにうまくつけこむこと。

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レースの組み分けは以下のように決定。そしてそれぞれ5周の練習走行が行われた。

��第1組>
イナガキ
オオタ
スズキ
クロタキ

��第2組>
イナガキ ※人数調整のため2回走行
クマシタ
ナガタ
コースケ

第1組練習走行タイム
タイム(1組練習)

第2組練習走行タイム
タイム(2組練習)


オオタとコースケが44秒台に入れてきた。オオタは予想通りだがコースケは意外。ついに目覚めの時か!?またナガタが驚きの急成長、一気に46秒台に。逆にクロタキはまさかの絶不調。スピンもするしタイムもまったくふるわない。

果たして最後に笑うのは誰か!?つづく…。


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