2008年12月27日土曜日

都響の第九2008

都響第九2008アニシモフさん今年の締めくくりに都響の第九コンサートに行ってきました。写真は指揮者のアニシモフさんです。気の良さそうなオヤジだね。

定期公演ではないので、奮発してS席をゲット。中央の10列目という絶好のポジションで聞きました。こんなに良い席はサントリーホールでは初。

結論的にこの座席はスペシャルに良い音でした。音楽がとても立体的に聞こえてきます。もちろんいつもの3列目でも十分以上に迫力ある素晴らしい音を聞くことができてはいるのですが、全体のバランスが良い真ん中の席で聞くとここまで良い響きを感じることができるのか…!と少々ショッキングなくらいでした。

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都響スペシャル「第九」(2008年12月26日)
会場:サントリーホール

指揮:アレクサンドル・アニシモフ
ソプラノ:澤畑恵美
メゾソプラノ:竹本節子
テノール:福井敬
バリトン:福島明也
合唱:二期会合唱団

・ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」序曲 op.72c
・ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調「合唱付」 op.125

席が良かったこともあり、すんごく楽しめましたよ今日は。

指揮のアニシモフさんはもちろん初めて聞くわけですが、なかなか僕好みのダイナミックな音を聞かせてくれました。イヤフォン用語言うところの「ドンシャリ」サウンド。重低音が効いていて、高音はとてもきらびやか。反面中音域の内声部はちょっと控えめな感じ。バイオリンがすごく主張していて(しすぎ?)、若干チェロが弱いようにも感じました。でもそんなきらびやかなサウンドは祝祭的な第九に、ある意味でよくハマっていました。
この辺の感想はド素人の戯れ言ですので、真剣には聞かないでください。

アニシモフさんの演奏は良く言えば天才的、悪く言えば適当な感じ。「ありあわせのもので適当に作ったら、結果すごくおいしい!のができました」的な、結果オーライ的な指揮に見えました。要はすごく大雑把な感じがしたんですね。

でもそれが悪いわけではもちろんなくて、最近よくある計算し尽くされたクールで知的な演奏よりもむしろ人間らしいというか、ダイレクトに心に迫るものがあります。古楽器奏法(ピリオド奏法)なんかとは対極にある音楽でした。

この指揮者に応えて素晴らしい音楽を作り出した都響の演奏が素晴らしかったです。

あとなんといっても二期会の合唱ですね!これがもうスンバラシ~かった~!サントリーホールで、良い席で聞いていたせいもありますが、合唱の頂点を見たような気持ちになりました。この感動はとても言葉では言い表せません。

て言うかベートーベンの第九自体がもう既にマジカルな存在であるわけですよ。その上に今日の合唱団のような素晴らしい要素がプラスされたら、それはある意味ではもうこの世のものではなくなってしまうくらいです。一切の留保や能書きや言い訳抜きで、やっぱり感動します。

そんなわけで演奏終了後、人生初の「ブラボー!」を叫んでみました。実は「ブラボーを叫ぶ」ってのが僕の2008年の目標だったので、目標達成です。

来年もたくさんの良いコンサートに出会えると嬉しいです。

今年の映画ランキング2008

今年見た映画ランキング2008!僕が今年、映画館で見た映画の印象度をあくまで無責任にランキング。

と、言っても今年はほとんど見てないんですよね。以下の5本のみ。

・L change the WorLd
・歓喜の歌
・崖の上のポニョ
・おくりびと
・20世紀少年<第1章>

す、少ない…。しかも評価が極端に二極化している…。

ではランキング。

●第5位。L change the WorLd(星2つ★★)

期待はずれの一言。

●第4位。20世紀少年<第1章>(星2つ★★)

ある意味予想通りの出来の悪さ。俳優陣の演技が良いのに映画としての出来が悪いという珍しい映画、のように思えます。でもなぜか第2章を見てみたいような。

と、下位2つはまよわず★2つ。特にLの方は生涯ランクでも最下位に近い印象。

対して残り3作品はすべて★4つと、どれがベスト1でも良いぐらいの素晴らしい出来。全部1位にしちゃおうとも思いましたが、一応ランク付けしてみました。

●第3位。おくりびと(星4つ★★★★)

良い映画。映像、音楽、演技、演出のどれもが極めて優秀でほとんどケチの付け所がない。特に主演、本木さんの演技は芸術的なほどの美しさでした。久石譲さんが作ったチェロの音楽もとても印象的。間違いなくお勧めできます。

ただ広末さんは好きですが、これが宮沢りえさんだったらより良かったかも。と、思ってる人は僕だけではないはず。

●第2位。歓喜の歌(星4つ★★★★)

ここ数年でもっとも笑った映画。そしてほろりと感動も。出演者のみなさん全員がいい味を出してるんですよね。歌も良かった。もっと話題になって良かったと思う。

とても温かい気持ちになれる映画です。年末の今、こたつに入りながら見るといいと思います。それにしてももうDVDレンタルできるところがすごい。最近はやいよね、DVDになるの。

●第1位!崖の上のポニョ(星4つ★★★★)

いや~、やっぱりこれでしょう!実は僕、映画館で2度も見てますからね。どうしてジブリがわざわざ子供向けに作った作品に、僕みたいな32歳がこうも惹きつけられるのか自分でも分析できません。

前回も書きましたが、この映画を見て「なんだこれ、全くわからん!」なんて言う人とは、僕は友達になれないような気がします。そういう人もそれなりにいそうですけどね。

・・・

それぞれのより詳しい感想は過去の記事をご参照ください。カテゴリー一覧の「映画のこと」からすぐに見られると思います。

ところで最新映画のタイトルをタイトルに入れた記事を書くと、その数日間だけアクセス数がすごく増えるんですよね。たぶん自動でリンクが作成されてるんでしょうね、感想ブログを集めたサイトとかに。

来年はもっとたくさん映画を見に行かねば!ではまた。

2008年12月26日金曜日

ペンギン・イルミネーション

新宿サザンテラスのJR東日本本社ビル前に行ってきました。Suicaペンギンのイルミネーションを見るただそのためだけに!!何を隠そう僕はSuicaペンギンというキャラクターの大ファンなのです。

ペンギンイルミ01ペンギンたちがこんな風にキレイに電装されています。後ろが本社ビルです。

ペンギンイルミ02これいいですね。ペンギンそれぞれに一応表情があります。顔のところがちょっと暗くなってしまうのが残念。

ペンギンイルミ03ペンギンアップ。手前の柵とチェーンがちと邪魔です。

ペンギンイルミ05場所はこんな感じ。皆さん撮影してます。イルミネーションってそれ自体が発光してるから携帯電話でもそれなりに撮影できるんですよね。

ペンギンイルミ04この場所の後ろがクリスピーなんとかドーナツです。この日は20分ほど並んでました。キレイな景色です。町の光りに照らされて空が明るいこと。

ペンギンイルミ06サザンテラスはこんな感じで青くイルミネーション。幸せそうなかぽー様(カップル)がたくさんおられましたよ。

ペンギンイルミ08向かいの高島屋前でもこんな感じで電装されてました。ぷちミレナリオ?

ペンギンイルミ07サンタさんもお帰りです。

イルミネーションを撮影するのって楽しい…。

クリスマスは教会に

メリークリスマス!(って言いつつ25日にはなぜか終わった感のある、謎の国ニッポン)

ってことで昨日、聖心女子大学のクリスマス・ミサに行ってみました。「ミサ」ってところがカトリック風ですね。プロテスタントだと「ミサ」って言葉はまず使いません。「礼拝」です。

僕は中高大とプロテスタントの学校に通っていましたので、プロテスタントの礼拝にはとても親しんでいますが、カトリックのミサは初めてです。礼拝堂に入った時点でまず、マリアやヨセフ&幼子イエスの大きな像が飾られているところからして新鮮でした。

礼拝の内容もかなり異なっていまして、カトリックの方がより厳か・格調高い感じ。特に参加者全員でたびたび使徒信条(ってのも僕は知りませんでしたが)などの決まり文句を唱和するところがとっても宗教的。司祭(プロテスタントにおける牧師)が節をつけて歌うように祈るところなんかは、なんだかお坊さんが読み上げるお経との共通点を感じてしまいました。プロテスタントの礼拝ではそこまで宗教的な感じを受けることはないと思います。

司祭が歌い、参加者が歌い、と軽いミュージカル仕立て?。知らない歌も多かったですが知ってるクリスマス・ソングもいくつかあり、たくさん歌えたのが楽しかったです。

礼拝後は学生食堂でココア&クッキーをいただきます。たくさんのOGさんが、軽い同窓会のように楽しそうに談笑しておられました。こういう雰囲気は好きです。

全体的にとても心温まる時間を過ごすことができました。とても正統的なクリスマスの祝い方をした気分。来年もまた行きたいですね。

その数日前には聖心女子大学グリークラブのクリスマス・コンサートにも行ってきました。こちらもすごく良かったです。東大の男子学生が一部の曲で合唱参加してました。大学のコンサートってなんかいいです。僕が行ったのは土日2公演のうちの日曜日の方だったのですが、土曜日の方には大学のOGでもいらっしゃる皇后様も見に来られていたそうです。

男子禁制?の女子大に何度も足を踏み入れるなんてちょっと畏れ多いですね(笑)。

2008年12月25日木曜日

明石屋サンタ

毎年見てるけど、超楽しい!!


日本酒最高!

前回も書きましたが、日本酒にハマってます。現に今現在、ひとりで「明石屋サンタ」をみながら日本酒を飲んでいます。

きっかけはマンガ「美味しんぼ」の第4巻に出ていた日本酒の話。本当の純米酒はとてもおいしい、反面多くの日本酒は醸造アルコールを添付した「三増酒」と呼ばれるまがい物であるということ。

で、原材料に「醸造アルコール」と書いていない日本酒をセブン・イレブンで勝ってみたら「すごくおいしい!」って思ったわけです。その日本酒は玉乃光酒造」の玉乃光原酒でした。

以前までは日本酒と言えば「悪酔いするお酒」という、極めて悪いイメージがありました。実際に居酒屋でビールを飲んだ後に日本酒を飲んだりなんかするとゲロゲロに気持ち悪くなっていたものです。

でも玉乃光をじっくり飲んでみてその考え方が変わりました。すごくおいしい!!しかも悪酔いしない!!

しかも体重も増えない!むしろやせる!(※責任は持てません)

それをきっかけにおいしい純米酒を探す日々が始まりました。まずは原材料を見てアルコールが添付されてないものを探します。最近飲んだものでは…

・玉乃光しぼりたて原酒…セブン・イレブンで売ってるのは冷蔵保存・移動されたもので、確かにおいしい。

・相模 大山…厚木産の純米酒。かなり個性的な味わい。

・小金井酒造 純米酒…これも厚木の純米酒

これらがかなりおいしいと思いました。

日本酒が「悪酔いする」と思い込んでいる若者は多いのではないかと思います。そんな方は是非ビールを飲む前に、おいしい純米酒を飲んでみてください。

ワインよりもよっぽど料理に合いますよ。

��私信)今日も飲んじゃいました。ごめんなさい。

2008年12月22日月曜日

クリスマス電装合戦

もうすぐクリスマスです。と言うわけで実は最近、日本酒にハマってます。純米酒。うーんまい。で、全然関係ありませんが、クリスマス・イルミネーションです。

東京ミッドタウンに行ってきましたよ。すごい電装。イルミネーションって言うよりも電装雪景色。特に芝生一面に敷き詰められた青色LEDによる正座ショー…じゃなくて星座ショーはなかなか圧巻でしたよ。正座して見ました。うそです。

ミッドタウンクリスマス01ミッドタウンクリスマス02

クリスマスツリーも大きいのがありました。写真には青色で写ってますが、これが七色に移り変わるんです。うーんコマンタレブー…じゃなくてロマンチック…。

上の2枚はEOS Kiss Xで撮影しました。一眼レフカメラ持っている人ってホント増えましたよねぇ。

そして我が(←冗談)サントリーホール前もキレイにイルミネートされていました。写真はカラヤン広場の様子です。写ってる人は知らない人。カメラはIXY 55。
サントリーホールクリスマス

最近はどこもかしこもすごい電装合戦ですよね。青色LEDって確かに美しいです。

そういえばニュースで、町の明かりを青色に変えたら自殺が減ったってのがありましたね。青色の光には人間の心のざわつきを沈める、鎮痛作用のようなものがあるかも知れませんね。

でも青色じゃなくても都会のイルミネーションはキレイです。東京ミッドタウンにて、あえて青色LEDイルミネーションに背をむけて、自動車通路と遠くのビル群&東京タワーを撮影してみたのがこの1枚。
ミッドタウンクリスマス03カメラはEOS Kiss X

意外とこういう写真の方が好きだったりします。

2008年12月19日金曜日

2008アルバム・ランキング(後編)

2008アルバム・ランキングの後編です。お暇な方は前編からどうぞ。

全体的に今年はやはりクラシックものが多かったです。そのほとんどは実際にコンサートで生で聞いて感動したもの、もしくは相変わらずの「fromのだめ」です。いずれにしても僕にとっては大切な「音楽との出会い」です。

それではランキングを続けます。「おすすめ度」ってのはあくまでAmazonでの星付けです。僕の評価ではありません。

☆第5位!
ピアノの森 ピアノ・コレクションピアノの森 ピアノ・コレクション
アーティスト:オムニバス(クラシック)
販売元:SMJ(SME)(M)
発売日:2007-07-18
おすすめ度:5.0

アニメの映画「ピアノの森」のサントラ…ではなくてコンピレーションです。映画に登場する曲やしない曲も含め、クラシックのピアノの名曲ばかりCD4枚組となっています。しかも演奏者は有名どころばかりで、大変お買い得なCDとなってます。

大変邪道&お恥ずかしいのですが、僕はこのアルバムでグレン・グールドさんの素晴らしさに出会いました。1枚目ってほとんどグールドさんのベスト盤みたいなものなんですよね。(ただしゴールドベルグ変奏曲は含まず。)特にベートーベンの運命(リスト編曲のピアノ版)なんて、グールドさんのアルバムまるごと1枚入ってます。他にもバッハのイギリス組曲2番やイタリア組曲など、すごく気に入りました。

そのほかリストのラ・カンパネラ、そしてショパンの名曲の数々が有名ピアニストによって演奏されています。クラシックの入門盤としても良いでしょう。

とにかくアニメ関連CDだからといって軽く見てはいけません、このアルバム。選曲の質、演奏の質がとても高いです。そして凄まじいまでのコスト・パフォーマンスの良さ。地球上の全ての人にお勧めできる1枚です。

☆第4位!
ブラームス:交響曲第1番&第2番&第3番&第4番ブラームス:交響曲第1番&第2番&第3番&第4番
アーティスト:カラヤン(ヘルベルト・フォン)
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2003-09-26
おすすめ度:4.5

カラヤン&ベルリン・フィルのブラームス交響曲全集。Amazonにてお値段なんと2191円!!超絶お買い得です!すぐに買いましょう。

とにかく何回聞いても飽きません。

僕はクラシック初心者らしく(笑)、ブラームスの1番が大好きなんです。それもこれもこのアルバムを聴いたからに違いありません。いったい何度聞いたことか。

ブラームスの1番は他に何枚か持っていますが、すみません、このカラヤンさんのがダントツです。(つい最近のブログで金聖響さん&OEKのを絶賛していますが、実はその遙か上を行く完成度の高さです。)だって何回聞いても飽きない上に、いちいち感動するんですから。

クラシックなんて全然興味ないぜ!って人に聞いてもらいたいアルバムです。とにかく40分ほど我慢して第1番を通して聞いてもらいたい。きっと人生が変わるはずです。

☆第3位!
スリラー 25周年記念リミテッド・デラックス・エディション(DVD付)スリラー 25周年記念リミテッド・デラックス・エディション(DVD付)
アーティスト:マイケル・ジャクソン
販売元:SMJ(SME)(M)
発売日:2008-02-20
おすすめ度:4.5

このアルバム、細かいエディション違いがいくつかありますが、どれでも構いません。とにかく聞いてください。以前ブログにも書きましたが、人類がたどり着いた至高の音楽がここにあります。

にも関わらず何故3位なのかというと、それは単純に聞いた回数がベスト2つに劣るから。それは何故ならほとんどの曲が既に何度も聞いた曲だから、です。(言い訳)

とにかく「スリラー」「Beat It」「ビリー・ジーン」もうどれでもいいです。とにかく聞けばわかります。時代も音楽性も関係ありません。頭に浮かんだワードは「最強」。まさにInvincible。

さらにさらに、なんとこのアルバムには今現在の一流アーティストによるリミックスも収録されています。一時期マイケルさんのリミックスにハマりまくっていた僕にはこれ以上ないほどのサプライズ・プレゼント!特にエイコンさんの「スタート・サムシング」は珠玉。カニエ・ウェストさんの「ビリー・ジーン」もいいですね。テンポが遅めに設定されている分、マイケルさんの歌声がより深く味わえます。

宇宙中のすべての生き物にお勧めの1枚です。

☆第2位!
Personal SoundtracksPersonal Soundtracks
アーティスト:槇原敬之
販売元:エイベックス・エンタテインメント
発売日:2008-11-19
おすすめ度:5.0

待ちに待っていた槇原敬之さん会心のニュー・アルバム!日本人ならとりあえず買ってください。

うまく言えませんが、とにかく素晴らしいメロディー・歌詞・音楽・音色です。槇原敬之さん以上に音楽と歌詞がマッチしているアーティストがいたら教えてください。…いーえ、そんな人はこの地球上に存在しません。まさに天才です。

天才なんです。にも関わらずどうしてもこんなにも我々一般ピーポーの心に寄り添った歌が作れるのか!?それは天才だからなのでしょう…って言ってしまったらおしまいです。もちろんそれもあるのでしょうが、僕が思うに、槇原さんは僕らが日常にふと思ったこと、感じたことを(でもすぐに忘れてしまうようなこと)ありのままの姿で思い返させてくれるからだと思います。特にこのアルバムに限ったことではありませんが、たとえば冬の寒さを、夏の太陽を、夜空の星の美しさを、人間の美しさと醜さを、そして愛することの切なさと美しさを…。

自分で書いてて赤面してきました(*^_^*)

このアルバムでは音楽的には、「太陽」や「Cicada」の頃の僕が最も好きなテイストに回帰してくれた感があります。ですが歌の内容的にはここ数作のアルバムとは大きな違いがあります。それは愛する人の存在。最近はほとんどなかった、ラブ・ソングがいくつか含まれています。槇原さん本人に何かあったのでしょうか?

��曲目の「Taking The Central Course」は特に、心に深くつきささりました。おそらくは、それが槇原さん自身の包み隠さない「告白」だからなのでしょう。

☆そして第1位!
ベートーヴェン:トリプル・コンチェルト & ブラームス:ダブル・コンチェルトベートーヴェン:トリプル・コンチェルト & ブラームス:ダブル・コンチェルト
販売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:2004-12-08
おすすめ度:5.0

決して「クラシックを1位にして、ちょっとアカデミックな自分を演出(笑)」したのではありません!今年もっとも愛聴したアルバムがこちらです!!

特に、ジョージ・セルさん指揮でバイオリンにオイストラフさん、チェロにロストロポーヴィチさんを迎えたブラームスのドッペル・コンチェルト(二重協奏曲)はいったい何度聞いたかわかりません。すごすぎです。事実、コペンには今でもずっとこのCDがセットされています。(iPod忘れたときには常にこのアルバムを聴いてるんです。)

きっかけは1月にサントリーホールで聞いた都響&小泉和裕さん&加藤知子さん(ヴァイオリン)&原田禎夫さん(チェロ)の演奏です。このときの演奏にすごい感銘を受けて早速購入したCDをこれだった、のです。

生の演奏も素晴らしかったのですが、CDを聞いてなおその曲を好きになることってよくあります。と言うかこの曲に限ってはCDの方がインパクトが強かったくらい。

だってソリスト&指揮者が常識外のオールスター・キャストなわけですよ。当時のソ連を代表する、というか世界を代表するソリスト達に指揮者がカラヤン、およびジョージ・セルなわけで、まさに最強コラボと言うしかありません。絶対に後悔はしないので、少しでも興味を持った人はこれを買いましょう。だって1300円だよ(笑)!!

あ、あとこのアルバムはイヤフォンを比較購入する際の試聴曲としても大変重宝しました。ヴァイオリンとチェロが上手にバランス良く響くことが、購入の第一条件だったので。その辺の話は2008年1月のこのブログをご参照ください。まぁ音源は決して良くなく、ノイズも結構多くて問題の多い録音ではありますが、演奏の良さと曲の良さがそれらをカバーしてあまりある感じです。

上のAmazonのリンクから試聴できます。是非ブラームスの二重協奏曲の第3楽章を試聴してください!!

こういう素晴らしい音楽との出会いがあるから、僕は足繁くコンサートに通うのでしょう。

以上、2008に愛聴したアルバム・ランキングでした。誰かの参考にでもなれば幸甚です。

2008アルバム・ランキング(前編)

今年購入した音楽アルバム・ランキング!

と、相変わらずの自己満足モード全開ですが気にせず行きます。

これは僕が今年、お金を払って購入したアルバムの中から、特に愛聴した、皆にお勧めしたいCDをランキングしたものです。レンタルしたものは含まれません。なぜなら気に入ったCDは買うことをモットーにしてるから(偉い)。

ただ借りたCDの中にもたくさんいいのはあったんですよね。特にハーマイオニーさんから借りたドビュッシー&ラヴェルのピアノ曲集なんかは結構上位にランキングされたかも。でも残念ながら借り物なのでランクインならず。

で、以下が僕が今年購入したアルバムの一覧。あくまでアルバムなのでシングル的なのやiTunesでの単曲買いは含みません。iTunesでのアルバム買いは含む。iTunesにしてもAmazonにしても自分が購入したものの履歴が分かるのはこういうときに便利です。

2008に買ったアルバム一覧

何個か忘れてるやつがあるような気もしますが、とりあえず上記33個でランキングを作ってみたいと思います。

…やばい、ベスト5では少なすぎる…。ということで急遽?ベスト10に変更!さらにランキング付けるなんて難しすぎる…。うーん、うーん。

リンクは全てAmazonです。「おすすめ度」ってのはあくまでAmazonでの星付けです。僕の評価ではありません。ちなみにここから購入しても僕の収入にはなりませんので(笑)。

★第10位!
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」、第7番ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」、第7番
アーティスト:諏訪内晶子
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2008-04-02
おすすめ度:4.0

いやーこのアルバムは素晴らしかった。雑誌MOSTLY CLASSICでの諏訪内さん特集に後押しされて購入したのですが、本当に購入して良かった。まさに芸術品です。バイオリンの音もさることながら、バイオリンとピアノの調和具合=まざり具合がまさに芸術的なのです。

そしてベートーベンのヴァイオリン・ソナタ9番「クロイチェル」がまたスリリングな曲なんですよ。何度聞いても飽きません。バイオリンを堪能したい人には超絶お勧めです。

★第9位!
SINGLES B-SIDE BESTSINGLES B-SIDE BEST
アーティスト:徳永英明
販売元:UNIVERSAL SIGMA(P)(M)
発売日:2008-08-13
おすすめ度:5.0

このブログでも紹介しましたが、徳永さんのB面集です。昔の曲の懐かしさ+最近の曲(知らなかったもの)のすばらしさに感動。

VOCALISTシリーズ→SINGLE BESTと聞いてきたであろう最近の徳永さんファンに是非聞いてもらいたいアルバムです。徳永さんのことがより好きになることうけあいです。もちろん旧来の徳永さんファンにもお勧めです。というか必聴です。

★第8位!
debutdebut
アーティスト:辻井伸行
販売元:エイベックス・マーケティング
発売日:2007-10-24
おすすめ度:4.5

今年最も感動したアーティストと言っていい辻井伸行君です。第8位は正直ちょっと低いような感じもするのですが、アルバムとしての愛聴度ではこうなってしまいました。でも今年たくさん聞いたアルバムです。

ショパンの英雄ポロネーズ、リストの愛の夢などの有名曲が含まれており、僕みたいなニワカクラシックファンにも親しみやすい内容となっています。またピアノの音がいいんだよね。演奏と録音がガッチリかみあってる感じです。

また2枚目には辻井伸行君のオリジナル曲が5曲収録されており、そのどれもが光のごとく美しい作品となっています。特に僕はサントリーホールにて「川のささやき」を聞いたこともあり、この曲を聴くたびにサントリーホールでの感動がよみがえってきます。当時のブログに自分で「曲が始まって数秒で感動したことありますか?」なんてことを興奮気味に書いたことを覚えています。

できればDVDで発売されているサントリーホール・コンサートも同時に聞いてほしいです。そちらにはベートーヴェンの月光、熱情も含まれていて、より多彩な(でも全くブレない)辻井君の音を楽しむことができますので。

★第7位!
Solo~Famous MelodiesSolo~Famous Melodies
アーティスト:渋谷毅
販売元:ビデオアーツ・ミュージック
発売日:2007-12-19

美しい…、美しすぎる、ヘタなクラシック以上に芸術的なピアノ・ソロ。ベテラン・ジャズピアニスト渋谷毅さんのソロアルバムです。

たまたま雑誌エスクァイヤで見かけて購入したのがきっかけ。僕ってこういう風にCDを買ったときのアタリ運が良いんですよ。

うーん、アマゾンで試聴できないのが残念。こうなったら皆さん、買いましょう(笑)。絶対に後悔しません。できれば一人静かな夜に、良いスピーカーまたはヘッドフォンでしんみり聴いてほしい。知らないうちに、あなたの頬には一筋の涙が…。なんて。ピアノの音がまた超いいんですよ。

��曲目のダニー・ボーイからしてもう…。ていうか全曲素晴らしい。

決してロマンティックな演奏ではないのです。どっちかというと硬質・硬派な演奏。にも関わらず静かに心を揺さぶらるのはまさに魔法のピアノです。

あまりジャズっぽくないので、ジャズに興味の無い人にもお勧めです。

★第6位!
WONDERFUL WORLD(初回限定盤)(DVD付)WONDERFUL WORLD(初回限定盤)(DVD付)
アーティスト:ゆず
販売元:SENHA&Co.
発売日:2008-04-16
おすすめ度:4.5


上にあげたAmazonのは初回限定版ですが、もちろん通常版も売ってます。もちろん僕は初回限定版を買いましたよ。DVDには久石譲さんとコラボしている様子などが収録されています。

実はこのアルバム、買った当初はあんまり評価してなかったんですよね。一聴しただけではなぜか特別心にひっかかる曲がなかったので。でも主に車の中でなにげなく流していると、なぜか何度も聞きたくなってきたわけです。

最初に聞いたときのジャッジと複数回聞いたときのジャッジがこんなに違うアルバムも珍しいです。たとえば4曲目の「おでかけサンバ」って曲なんですが、イントロでいきなりホイッスルの音色が響き渡るところとかからして「なんだオフザケソングか」などと思っていたのが、何回か聞いていると「意外にいい歌じゃん」に変わってくるわけです。他にも「君宛のメロディー」とか「黄昏散歩」とかシミジミ染み渡ってくるんですよね。体に。

そしてもちろん名曲「春風」「うまく言えない」「明日天気になぁれ」(←僕の2007年の歌ランク1位のやつ)も入ってるし。よくよく見てみれば素晴らしく完成度の高いアルバムとなっています。

是非繰り返し聞いてみてください。きっとハマります。

��ってところで後編に続く…)

スニゲーター

けっこう前になりますが、久しぶりにスニーカーを買いました。

スニーカーを買った

以前から何となく愛好しているニューバランス。お金がないのですっごく安いやつです。

革靴に比べるとやっぱり歩くのが楽ですね。

2008年12月17日水曜日

都響「ラフマニノフ・ピアノ協奏曲3番」ほか

都響20081216都響の第672回定期演奏会に行ってきました。前々から楽しみにしていたプログラム。結論から言うと大変すんばらしかった!

��プログラム>
2008年12月16日
都響第672回定期演奏会

会場:サントリーホール

指揮:ステファヌ・ドゥネーヴ
ピアノ:小山実稚恵

・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
・ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14

まずは小山美稚恵さんのラフマニノフ。ものすごい期待をして聞きましたが、もう期待以上にすごい演奏でした。

映画「シャイン」でフィーチャーされるなど今でこそピアノ協奏曲2番にも劣らない人気曲となっていますが、日本でこの曲を初演したのはまさに小山さんらしい。(ちなみに指揮は小泉和裕さん。)そして小山さんは日本一のラフマニノフ弾きとしての評価を不動のものとします。

もっとも小山さんってラフマニノフだけではありません。あのショパンコンクールでは第4位に入賞されるなど、何を弾いてもトップレベルの演奏を聴くことができる日本を代表するピアニスト。でも自身で「一番好きなのはラフマニノフのピアノ協奏曲3番」とおっしゃるとおり、今日のこの曲には言葉では言い表せないほどの情感・魅力がしみだしていました。

この曲って人生を感じさせんですよね。美空ひばりさんの「川の流れのように」的に(笑)。

僕はマルタ・アルゲリッチさんの演奏で愛聴していた曲です。「のだめ」を読み始めた直後にピアノ協奏曲2番と勘違いして買ってきたのがこの3番。でもそんな間違いなんて気にならない程素晴らしい演奏&曲で、今では僕のお気に入りです。

そのマルタ・アルゲリッチさんの演奏をYouTubeで見つけました。第1楽章のごく一部だけですが、是非お聞きください。音悪いけど…。


そしてメインはベルリオーズの「幻想交響曲」。これが予想外に超良かった!と、言うわけで今日は今年度の都響の定期演奏会の中でも屈指の好印象の会でした。

このベルリオーズの「幻想交響曲」ですが、ベルリオーズさんが恋人が他人と結婚したことに激昂してその恋人たちの殺害を企てながら未遂に終わった時期に書いた曲だそうです。ひどいですね。さらにひどいのが、そのコンセプト。まさにそのときの心境を交響曲にしたそうなのですが、解説を引用しますと…

「病的な感性と激しい想像力を持つ若い芸術家が、恋に絶望し阿片自殺を図るが、量が少なかったために死に至らず、奇怪で幻想的な夢を見る。その中で恋人は一つの旋律として現れる」

というものなのだそうです。ひどいですね。

第4楽章なんて「断頭台への行進」ってタイトルで、夢の中で恋人を殺害した主人公が断頭台へひかれていく情景が不気味な行進曲で描かれているそうです。さらにはギロチンの刃が落とされる瞬間には、恋人の姿を現す固定楽想が幻的に出現するなど、かなりイッちゃってる内容。昨今の大麻汚染を彷彿とさせます。しないか。

そんな病的な内容ながら、音楽は大変美しく、そして迫力のあるものでした。指揮者のステファヌ・ドゥネーヴさんは写真よりもだいぶ太ってましたが(笑、LOSTのハーリーみたい)、その演奏は大変キラキラしており「こういうのが色彩感ある演奏なんだ」などと分かったような気になってしまいました。すっごく楽しめた。また聞きたい。

YouTubeを検索したらN響が演奏する第4楽章があったのでどうぞ。指揮はピンカス・スタインバーグさんって人だそうです。

この演奏に比べたら、今日の都響の方が良かったな。

いや~やっぱり都響はいいですね。定期公演ほとんどがこういう知らない曲なんですが、それ故に素晴らしい出会いに恵まれることがあります。来年度も大変楽しみです。

サントリーホールクリスマスサントリーホール前のカラヤン広場です。イルミネーションがキレイでした。ちないみに写ってるのは知らない人です。

2008年12月13日土曜日

今年のコンサート・ベスト5

今年はたくさんのクラシックコンサートに行くことができました。そこで今年行ったコンサートの中で特に印象の良かったベスト5を挙げてみたいと思います。

…と言っても、今年のコンサートはまだ残っているわけで、公正を期すためにも?昨年12月の「1万人の第九」以降、今年の「1万人の第九」以前の1年間を対象とすることにします。

その1年間で僕が行ったクラシックのコンサートは全部で26回です。

1. 12月 2日 1万人の第九 指揮:佐渡裕 第九ほか
2. 12月 9日 宮前フィル 指揮:田中一嘉 第九ほか
3. 12月13日 新日本フィル 指揮:ダニエル・ハーディング 第九ほか
4. 12月29日 関西フィル 指揮:藤岡幸夫 第九ほか
5. 1月10日 都響 指揮:小泉和裕 ラフマニノフほか
6. 1月31日 辻井伸行リサイタル ショパン・ベートーベンほか
7. 2月 3日 神奈川フィル 指揮:渡邊一正 横山幸雄 ラフマニノフ2ほか
8. 2月24日 大阪センチュリー 指揮:小泉和裕 ブラームス1ほか
9. 3月17日 都響 指揮:デプリースト 児玉桃 ショスタコ12ほか
10. 3月23日 川崎市立玉川中学の定期公演
11. 3月20日 Kバレエカンパニーの第九
12. 4月14日 日本フィル 指揮:沼尻竜典 辻井伸行 ブラームス1ほか
13. 4月30日 都響 指揮:エリアフ・インバル マーラー8ほか
14. 5月14日 都響 指揮:ヤクブ・フルシャ ガブリエル・リプキン ロメオとジュリエットほか
15. 5月18日 日本フィル 指揮:宮本文昭 ボレロほか
16. 6月17日 都響 指揮:ポール・ワトキンス 中野翔太 エルガー3ほか
17. 7月 2日 イマジン七夕コンサート ボレロほか
18. 7月30日 都響 指揮:梅田俊明 モルダウほか
19. 8月 3日 N響 指揮:梅田俊明 ボレロほか
20. 9月26日 都響 指揮:マーク・ストリンガー デュメイ ブルックナー6ほか
21. 10月 4日 サントリーホール ガラ・コンサート 指揮:井上道義
22. 10月14日 都響 指揮:イラン・ヴォルコフ 児玉桃、原田節 メシアン:トゥランガリラほか
23. 11月14日 OEK 指揮:金聖響 ブラームス1,2ほか
24. 11月19日 都響 指揮:ハンヌ・リントゥ 中村紘子 マーラー1ほか
25. 12月23日 都響 指揮:小泉和裕 ドヴォルジャーク
26. 12月 7日 1万人の第九 指揮:佐渡裕 第九ほか

最もたくさん聴いた曲はやはりベートーベンの第九です。昨年末は4回聞きましたからね。次がブラームスの交響曲第1番およびラヴェルのボレロの各3回。そしてラフマニノフのピアノ協奏曲2番が2回あります。

★まずは第5位!ダニエル・ハーディング&新日本フィルの第九です!

これはもともと金聖響さんが指揮の予定だったのですがぎっくり腰のため急遽ダニエル・ハーディングさんが代振りしたコンサートです。クラシック雑誌MOSTLYでもニュースとして取り上げられてました。

でもそのハーディングさんの演奏が素晴らしかった!また金聖響さんとハーディングさんは2人とも古楽器奏法(ピリオド奏法)の信者であり、僕にとって初めて聞いた古楽器奏法での演奏でもありました。演奏の良さもさることながら、オーケストラそのものへの興味をより大きくしてくれたという点で大変有意義なコンサートでした。

★続いて第4位!都響&小泉和裕のブラームス:ドッペル・コンチェルトほか

これは2008年最初のコンサートだったのですが、当日券を買って行ったかいがありました。特にブラームスのバイオリンとチェロのための二重協奏曲(通称:ドッペル・コンチェルト)との出会いは大変意義深い素晴らしいものでした。CDを即買いした位ですからね。

ラフマニノフのピアノ協奏曲2番も演奏自体は良かったのですが、近所のオバさんがシュッシュッシュッシュとうるさかったのがとても残念です。(詳しくは2008年1月のブログをご覧下さい。)

また小泉和裕さんの指揮&都響に心底心酔した会でもありました。このコンサートを聴いて「都響の定期会員になろう」と決めました。そういう意味では人生を左右しかねない重要なコンサートだったと言えます。

★第3位!辻井伸行君リサイタル@サントリーホール

完全に僕を辻井伸行君のファンにさせたこのリサイタル。終演後の握手会に参加したことも大きかったかも(笑)。デビューCDだけでなく、お母様著の本まで購入したくらいですからね。

演奏でショパンもさることながら、ベートーベンの月光ソナタが特に素晴らしかった。これをきっかけにいろんなピアニストの月光を集めて聞き比べたくらいですから。(それにしても影響されやすい性格ですね、僕。)

今後も辻井君の出演するコンサートにはなるべく足を運ぶ決意です。

★そして第2位!都響&イラン・ヴォルコフさんのトゥランガリラ交響曲!!

この演奏会はすごかったです!ソリストにピアノの児玉桃さん(今年は2回聞きました)とオンドマルトノ奏者の原田節さんを迎えたメシアンのトゥランガリラ交響曲はとにかく印象に残る素晴らしい演奏でした!

ソリスト2人はことこの交響曲に関してはプロ中のプロと呼んでも良いほどの専門家。そこに加え新進気鋭の指揮者ヴォルコフさんによる鋭気あふれる演奏。知らない曲をこれほどまでに楽しめたのは初めての経験でした。

今年たくさん聞いた都響の演奏会はどれも素晴らしいものばかりでした。来年もこんな素晴らしい出会いがたくさんあることを期待します。

★堂々の第1位!NHK交響楽団の「N響ほっとコンサート」です!!!

このコンサートには2つの側面があります。演奏会と、その前後の楽器体験会です。

楽器体験ではヴィオラやチェロ、トランペットを弾かせてもらいました。人生初の大変楽しい経験をさせてもらい貴重な時間を過ごすことができました。

またボロディンのダッタン人の踊りとの素晴らしい出会い、そして圧巻のボレロと、文句の付けようの無い素晴らしい演奏会でした。(ボレロでフルートの人がミスったのも今となっては印象深い出来事です。)やはりN響は現時点で誰もが認める日本一のオーケストラですね。


このときの「ダッタン人の踊り」を特別に。茂木さんのオーボエが聴き所。(そのうち消されるかも…。)

個人的には都響を応援してるので、いつの日か是非N今日を抜いて誰もが認める日本一のオーケストラになってほしいです。

とベスト5を発表しましたが、それ以外にも4つほど、僕にとって大変意義深い素晴らしいコンサートがあったので紹介します。

●大阪センチュリー&小泉和裕のブラームス1番。

ブラームスの交響曲1番がとても好きになった演奏会でした。大阪センチュリーも悪くないですよ。大阪の人は是非聞きに行きましょう。

●都響&マーク・ストリンガー&オーギュスタン・デュメイ(バイオリン)のベートーベン・バイオリン協奏曲

デュメイさんのバイオリンが素晴らしかった!その後テレビで関西フィル&デュメイさんのショーソン:詩曲の演奏も見ましたが、本当に素晴らしいバイオリンです。結構ファンになりました。

●イマジンの七夕コンサート

辻井伸行君を含むたくさんのピアニストによる競演はとてもおもしろいものでした。

●サントリーホール ガラ・コンサート2008

僕にとって人生初の正装コンサート。P席ではありましたが、大変セレブな?雰囲気を味わうことができました。また参加者全員での威風堂々の合唱など、記憶に残る楽しいコンサートでもありました。

ちなみにサントリーホール ガラ・コンサートで検索すると僕の動画およびブログの記事が結構上位に表示されます。ちなみに僕の動画のページが最近、某秘書ブログを上回りました(笑) 。

あ、あと川崎市立玉川中学校吹奏楽部の定期演奏会も良かったなぁ。詳しくは2008年3月のブログをご覧ください。

と、今年はクラシックコンサートに関しては大変充実した1年でした。

来年も都響のサントリーホールシリーズの定期会員を継続するほか、さらにプラスして東京芸術劇場での「作曲家の肖像」シリーズの定期会員にもなる予定です。

今年以上に素晴らしいコンサート、また楽曲との出会いがあることを期待しています。

ちなみに今年はあと12/27に都響の第九コンサートがあります。とても楽しみです。

都響のドヴォルジャークと懇親会

02d5e22f.jpg結構前になりますが、池袋の東京芸術劇場で行われた東京都交響楽団(都響)のコンサートに行ってきました。チェコの大作曲家、ドヴォルジャーク特集。(ドボルザーク…、ドヴォルジャーク…、正しい和訳を統一してほしいですね。)

��プログラム>
指揮:小泉和裕
チェロ:ルートヴィヒ・クヴァント

��全てドヴォルジャーク)
・序曲『謝肉祭』 op.92
・スラヴ舞曲 第1集op.46より第1番ハ長調、第8番ト短調 第2集op.72より第2番ホ短調
・チェロ協奏曲 ロ短調 op.104
��アンコール)
・バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番より サラバンド

前後半ともにとても見応えのあるコンサートでした。

前半はオーケストラサウンド全開の派手な演奏。とは言っても指揮は小泉さんなので、ギリギリのところで抑制が効いた品のある演奏であります。スラブ舞曲はなかなか盛り上がりました。自然と体がリズムをとってノッてしまうのは、この音楽がロックだからかも知れません。(たぶん違うけど)

スラブ舞曲の2-2(だったっけ?)がアンコールで再度演奏されました。ここで前半終了。その場でアンコールに応えられるところが、小泉さん&都響コンビの信頼関係なのではないかと素人ながらに思いました。

後半はベルリン・フィルの現首席チェリストでもあるルートヴィヒ・クヴァントさんソロによるチェロ協奏曲。ドヴォルジャークのチェロ協奏曲は大変人気がある有名曲で、僕も楽しみにしていました。さすがの演奏。特に第2楽章(だっけ?)の矢部さんのバイオリンとの掛け合いは極めて素晴らしい音色だったと思います。

でもどっちかというとアンコールでやってくれたバッハの無伴奏チェロ組曲の方が印象に残ったかな。チェロって格好いいなぁと思いました。子供みたいな感想ですみません。

・・・・・・・・・

そしてコンサート終了後は事前に申し込んでおいた会員向けの懇親会なるものに参加してみました。都響では年2回ぐらいこういう懇親会をやっているそうです。もちろん僕は初参加。

指揮者の小泉和裕さん、そしてソロ・コンサートマスターの矢部さんとも一緒のポラロイド写真を撮ってもらうことができました。これは嬉しい。

小泉さんと矢部さんと

基本、立食パーティなのですが、司会が都響のコントラバス奏者の女性(これがまた"のだめ"に出てくる人みたいに小柄なかわいらしい女性なんですよね)だったり、プレゼントコーナーがあったりと、なかなか手作り感あふれる心温まる会でした。

このブログでも何度か述べてますが、僕が今もっとも心酔している指揮者こそ小泉さんであり、僕がもっとも好きなバイオリニストこそ矢部さんであるわけで、これは本当に記念になる貴重な時間でした。

時間中、団員の方々や小泉さんに気軽に話しかけることができたのですが、特に小泉さんには色んなことを話していただけました。聞いてくれたのは全てハーマイオニーさんですが…。指揮するにあたって好きな曲、苦手な曲がありますかという質問に対してもすごく真摯に答えていただけて、自分には経験もあるし、どんな曲でも何とかできるという信念を持って演奏会に臨んでいるとのことでした。また趣味の農業についても、自分で食べる分のお米はすべて自分で作っておられるとのこと。日本を代表するクラシック音楽の指揮者が農作業をする姿は想像するとなんだか微笑ましいですよね。

またソロ・コンサートマスターの矢部さんの挨拶では、指揮者の小泉さんがかつてはリハーサル中に怒って帰ってしまったというエピソードや、現在ではとても深い絆で結ばれているという話が聞けてとても興味深かったです。

と、そんな感じで大変充実した時間をすごすことができました。またより一層、都響が好きになりました。

既に来年度のサントリーホールでの年間シートおよび東京芸術劇場シリーズの年間シートをおさえています。今後も都響を応援しながら、よりクラシック音楽に親しんでいきたいです。

2008年12月10日水曜日

今年の歌ランキング

今年の歌ランキング2008

毎年恒例?今年、僕が個人的に愛聴した歌のランキングを考えてみました。今年発売された曲でないのも含まれます。

ちなみにこちらが昨年2007のランキング
1位…明日天気になぁれ:ゆず
2位…メダカが見た虹:高田梢枝
3位…明日晴れるかな:桑田佳祐
4位…こんなに近くで:Crystal Kay
5位…星屑の帰り道:KAN

果たして今年のランキングは?(って自分だけ盛り上がってるパターンですね、毎度)

まず思ったのが「印象に残ってる曲が少ない…」ってこと。やはり年をとるほどに、そう簡単にはその曲に感情移入できなくなってきています。素直に心寄せられる歌なんて、そうそう出会えるものではありません。

ちなみにiTunesだと再生回数を表示することができ(今年の夏に一度パソコンが壊れてデータが初期化されたため、それ以降に再生された回数ということになりますが)、それだと1位がバイオリニスト宮本笑里さんのアルバム「Smile」に含まれる「ダッタン人の踊り」という結果がでました。2位は小野リサさんの「カントリー・ロード」。確かに今年よく聞きました。ちなみに3位はなぜかサザン・オールスターズの「真夏の果実」。

そんなことを考慮しながらも、あくまで主観で以下のようにランキングを決めました!動画はYouTube等で見つけたものです。いつ見られなくなるか分かりませんが…。あと音も最悪ですが…。

★第5位。ゆず「うまく言えない」



今年発売されたゆずの新アルバム「WONDERFUL WORLD」より「うまく言えない」という曲です。ピアノのイントロから始まる、ゆずらしくない、けどやっぱりゆずらしい一曲。ゆずの良さは曲や詩から感じられる誠実さ、素直さではないでしょうか。無駄にカッコつけてないスタイルが、そしてそれを一貫して守り通しているところが素晴らしいと思います。でもそんな中で新しいところにも挑戦していってる感じがするこのアルバム、およびこの曲はもっと評価されていいはず。

でもこのPVはけっこうアレですね(笑)。こういうのを恥ずかしげもなく作るところがまたいいんですけど。

先日たまたまFNS歌謡祭でゆずが「ストーリー」を歌うのを見ましたが、やっぱり良いですね。彼らは。これからもヘンにカッコつけずにストレートな歌を歌っていってほしいものです。

★第4位。アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」



十五の倍以上の年齢でいて、これをランクインさせるのはちょっと恥ずかしいモノがありますが、やはり今年素直に感動した一曲です。またこの曲のおかげでアンジェラ・アキさんという歌手の良さに気づくことができたこともポイント高し。今後も定期的にこういうピアノ弾き語り曲をリリースしていってほしいものです。KANさんみたく弾き語りコンサートなんてやってくれれば嬉しい。

★第3位。徳永英明さんの「愛が哀しいから」



VOCALISTシリーズで見事お茶の間に(?)復活をとげた徳永さんが今年出したシングル曲です。なんか胸にぐっと来るものがあります。なんででしょうね?

PVにはネコが登場してます。うちのネオにちょっと似てる。

★第2位!槇原敬之さんの「Taking The Central Course」



Personal Soundtracks
Personal Soundtracks


先日発売された新アルバム「Personal Soundtracks」の1曲目です。個人的には久しぶりにキター!と感じた槇原さんのこのアルバム。大好きだったアルバム「Cicada」や「太陽」あたりの雰囲気に回帰してくれた感があります。

特にこの1曲目はイイ!力強いピアノと力強い歌声の裏に守られた槇原さんの心の震えを聞いてください。中村中さんの歌を思い出さないでもない。

車の中で大声で歌ってると不意に涙が出そうになるような名曲です。

★第1位!池田綾子さんの「空の欠片」



もう聞いた瞬間から「これは今年の1位だな」との予感がありました。素晴らしい曲。涙無くしては聴けません。そして歌声が素晴らしい。アレンジも素晴らしい。

たまたま見かけたNHKのテレビアニメ「電脳コイル」のエンディングで流れていたのがこの曲でした。そこから興味を持って結局このアニメも全部見ましたからね。ちなみにオープニングも池田綾子さんです。「プリズム」って曲。「空の欠片」と併せて両A面シングルとなっています。

それにしても昨年の「おおふり」、今年の「電脳コイル」と2年続けてアニメオタクのオタリーマンな僕です。

��位の槇原さんのと言い1位の空の欠片と言い「いろいろあるけど、自分の道を信じて歩いていこう」て感じのメッセージ・ソングですよね。「いろいろあるけど」って部分がポイントで、どちらの曲もその辺がぐっと心に迫ってくるのには何らかの理由があるのでしょう、きっと。前を向いて歩いていかないとなぁ…と素直にしんみり思います。こんな風に素直に心を寄せることのできる歌が存在していることに感謝です。

そんな感じの2008年の歌ランキングでした。並べてみて気づいたけど伴奏がピアノの曲ばかりでしたね。

2008年12月3日水曜日

曲数ランキング

iPodの容量が以前の80GBから32GBになったために、容量不足におちいりそうな不安に怯えながら暮らす日々。もうこんな生活いやだ!ってことで「こんなのぜったい聞かない!」って曲を削除する作業をやってみました。でも結果1GB程度しか減らすことができないところに人情深さを感じます、我ながら。

で、結局どのアーティストが容量を食ってるのか!?と、思ったわけです。そこでFldSizというアプリケーションでiTunesフォルダを調査してみたところ、上位10位が以下の通りだと判明しました。

iTunesランキング

当たり前ではありますが、何とも僕らしいランキングができあがりました。サイズで言うと槇原敬之さんが1位なのですが、曲数ではゆずが1位になりました。曲の長さとか録音クオリティとかが関係してるぽい。

ゆずの曲はほぼコンプリートされているはず。このほかに「生ゆず」ってフォルダにはラジオで歌っていた生歌(オールナイトニッポン、お別れ間際のスタジオライブ)もたくさん入っているので実数はさらに多いです。トータル300ぐらい?さすが僕と同い年のフォーク・デュオ。堂々の1位です。おめでとうございます。

��位の槇原敬之さんは全然コンプリートではありません。初期のアルバム5、6枚分はごっそり抜けてます。にも関わらずこれだけの曲数なのはベスト盤が多いからでしょうか?最新アルバム「Personal Soundtracks」は素晴らしいですので、今度ここでレビューしてみます。

そしてKANさん。実はKANさんも初期のアルバムが何枚か抜けています。MDやカセットに録音したのは今でも持っているのですが…。

全体的に「意外と少ない…」というのが感想です。ビートルズなんて超少ない!ベスト盤以外だと「ラバー・ソウル」くらいしか入ってないんですよね。アンソロジーシリーズとかCDで持ってるにも関わらずまだ電子化してないのが多数あります。あと早くApple社同士仲良くなってiTunesストアにビートルズが登場してほしいです。

マイケルさんも本当はこれの倍くらい持っているはずなのですが…。大学生の頃はマイケルさんのリミックス盤にはまっている時期がありまして、各国限定盤のリミックスアルバムをHMVのインポートコーナーや海外のCDショップで見つけるたびに即買いしていましたから。

それにしても上位は見事に男ばかりだな。

すぎやまこいういち&都響さんのはもちろんドラゴンクエストのサウンド・トラックです。Ⅰ、Ⅱ、Ⅴと3枚しか持ってないのですが、IのCDに含まれるサウンド・エフェクト集で曲数を稼ぎました。

Piano Songsはシリーズ1~3の3つだけなんですが、意外に多いですね。

この後実はカラヤン&ベルリン・フィルが続いていまして、容量だと477MBで6位にくるんですよねぇ。そういうのが上位にあった方がよりアカデミックでカッコ良かったのですが残念です。

と、当初の容量減らしの目的から外れて曲数ランキングを作って楽しんでいる、って話でした。

2008年12月2日火曜日

都響と中村紘子さん

bcdb2b3a.jpg都響の定期公演について書き忘れていたので書きます。

今年は行ったすべてのコンサートについてブログに載せるという方針でやっていますので、自分の記録の意味でもすべて載せとかないとね。

第671回定期演奏会 サントリーホール(11/19)

指揮:ハンヌ・リントゥ
ピアノ:中村紘子

・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 『皇帝』 op.73
・マーラー:交響曲第1番 ニ長調『巨人』

先に言い訳から入りますが、いろいろあってこの日は前日夜出発の夜行バス乗って朝東京に到着していました。豪華3列シートの快適バスではありましたが、やっぱり体力は消耗してしまうものらしく…。

中村紘子さんは言わずと知れた日本を代表するピアニスト。そのたたずまいにはオーラが感じられました。演奏は、まぁ曲目のせいでもありますが、やっぱり大迫力。弱い音の部分にもある種の迫力が宿っているように思いました。真っ赤なドレスがよくお似合い。

マーラーの交響曲はどうも肌が合わないというか、何というか、いまいち覚えていません。

こんなダメダメな観客をお許しください。

以前も夜行バス→コンサートで失敗していたのに、それを繰り返してしまう愚かさorz…。今後もきっと繰り返すことでしょう…。

2008年12月1日月曜日

負けた…

負けちゃいましたね、アメリカン

結果を見ないようにして、1時からの放送を見ていたのですが、大変残念です。

関学も頑張りましたが、相手の執念がすさまじかった。

実力差はほとんどなかったですが、相手の執念と自分のミスで敗れた感じですね。ただ第4クォーターの相手の連続ラン攻撃はすさまじかった。

う~ん、残念無念。来年に期待しましょう。

2008年11月25日火曜日

ヒーリング・キャット

こんな絵本をもらいました。鎌倉にある葉祥明美術館のお土産とのこと。

ヒーリングキャット01

葉祥明さんの名前は知りませんでしたが、絵はなんとなく知っていました。パステル調のやさしい色合いの絵(油彩?)はとても僕の好みです。なんでも葉祥明さんと言えばジェイクというなの犬がキャラクターとしては有名らしく、この絵本は唯一の猫モノなのだそうです。

絵本にはたくさんの絵が、やさしい言葉とともに収録されています。

こういう「癒し系絵本」ってちょっとしたブームっぽい感じがありますが、この絵本はブームにのって安易に大量生産された幾多のその類とは違い、絵と言葉にとても説得力があるように思えます。言葉と絵のトーンがとても統一されているように感じるのです。

ヒーリングキャット02

夜空のシーン以外にもいろんな場面の絵が収録されていますが、そのどれもに共通するのが「空」です。すべての絵に空が描かれています。そして猫。空はすべてを包み込む大いなる優しさ、そして猫は愛すべき小さな優しさを表しているように僕は思いました。素直にそう感じました。

夜、ワインでも飲みながら一人で読むと結構感動するかもです。ちなみに僕は焼酎(黒霧島)お湯割りを飲みながら読みました。もちろんそれでも感動します。

大人が大人に贈るモノとして最高に素晴らしい絵本だと思います。特に猫好きにはね。

ハーマイオニーさん、ありがとうございました