渦中の山中湖(後編)

※この記事の前に「渦中の山中湖(中編)」があります!

練習では予想通り、クロタキ・イナガキが上位に。オオタ、シマカワ、ヒライはカート初心者だが、モリ、クマシタとの差はほとんどない。スズキはビビリすぎだね。

予選は5周のタイムアタック。5周しかないのでミスは命取り。追い抜きのリスクを考えたら決勝のスタート位置はなるべく上位を獲得しなければならない。僕は前走者達が邪魔でクリアラップがとれず不完全燃焼。なんとか1位を確保も、わずか0.07秒差の2位にはオオタが、0.5秒差の3位にはシマカワがつけてきた。オオタが速いのは何となく想像できたけど、シマカワは想像外。さすがは石油会社社員と言うべきか。逆にイナガキは予想外の大苦戦。もしかしたらマシン運が悪かったのかもしれない。ヒライは途中スピン!でもスピンすることで限界が分かってくるから決勝に向けてはよかったかも?結果は次の通り。

カート予選.jpg


決勝のスタート順はこのようになりました。

    クロタキ
オオタ
    シマカワ
モリ
    クマシタ
イナガキ
    ヒライ
スズキ

ポールポジション(予選1位)はイン側スタートなんですよね。スタートをミスるとアウト側スタートの2位オオタに抜かれる危険性が。

オオタが好スタート!並びかけられるような形で第1コーナーへ。仕方なくインからコーナーへ侵入しヘアピンをインベタでクリアするクロタキ。とりあえず抜かれることは阻止できました。あとは逃げるのみ!

スズキはダントツの最下位を走行し、アッという間に周回遅れに。そして案の定、ヒライと絡んで両者スピン!

僕はもうミスしないよう必死で逃げてたのでレースの展開もなにもなし!結果はこちら!

カート決勝サマリ.jpg


面白くなくてスミマセン。僕の圧勝!ほぼ予選どおりの結果かな。クマシタがモリをパスしてますね。45秒を切れるか切れないかが一つの大きな差になっているように見えます。それにしてもイナガキが予想外。まぁ僕が30キロの重り(例えばエアコン)抱えてを走ってるのを考えれば仕方ないのか…。こないだの富士スピードウェイではほぼ同タイムだったのにね。

カート決勝.jpg


みんなそれぞれ結構楽しめたようで、僕としては良かったです。次回はみんなもっと速くなるはずです。そろそろ僕のライバルが出現してくれないとね!(天狗)

最後に次回に向けての重要カート・テクニックを披露しておきます。必見です。

①コーナーはインリフトするぐらいの気持ちでグリップさせると速い!

これはつまりアウト側に体重をかけた方が速いということです。ハイ、みなさん勘違いしていましたね。実を言うと僕も勘違いしてました。休憩中モリが「オレはアウト側に体重かけた方が速いと思うけど」と発言し「それは逆やろ」とみんなからつっこまれていましたが、実は真実だったわけですね。

僕は僕で、アウト側にかけた方が理論上速いのはわかるけど、逆に安定性が無くなって結果マイナスだろう、と何となーく思っていました。でもよくよくネットで調べてみると、イン側後輪がリフト(浮き上がる)ぐらい、アウト側に荷重をかけた方が速いらしいことが判明しました。確かにそうですよね。スポーツカーだってわざわざLSDとか付けて接地輪の方にトルク配分するくらいですから。(ちょっとマニアックになりました(笑))

②グリップの方が速いけど一瞬ドリフトさせた方が速いケースがある!

これは僕の勝手な解釈なんですが、いわゆるV字ラインというやつです。直線的にブレーキして、直線的に立ち上がる方が速いに決まってます。そのためには一瞬で向きを変える必要があり、そのためにはドリフトが必要というわけです。具体的な操作としては「一瞬で大きめにハンドルを切るだけ」です。アクセルオフは基本しない。どうしても曲がれない場合は一瞬だけアクセルオフする。

さぁ、カートに行きたくなってきませんか!?

と、いうわけで今回の水泳部カート大会、というか富士満喫の旅2007は終了です。また次回お会いしましょう!では。


3 件のコメント :

  1. はらぺーにょ2007年7月18日 21:23

    みんな楽しそうっすねぇ・・・。
    院生に小旅行は致命的です。。。
    行きたかった。。。

    返信削除
  2. 今回は残念でしたが、また近々「関西大会」があるはずです。カート大会だけでも参加してくださいね!

    返信削除
  3. コーナーが多いコースは加減速が多くて苦手。
    それでも1周3秒は開き過ぎですよねー。
    良くないエンジンだったのかな・・・。
    腕の差で無い事だけはお伝えしときます(笑)

    返信削除