コペンを点検してもらってる間、ダイハツの新車「ソニカ」を試乗させてもらいました。結論から言いますと、すヴぁらしいです、この車。軽自動車をバカにしてる人に乗ってもらいたい。絶対にビックリするから。気に入っちゃって1人で30分近くドライブしてました。
ダイハツ渾身の新型3気筒エンジン+CVTという組み合わせは自動車雑誌でも絶賛されていましたが、本当に絶賛に値する素晴らしさでした。こんな風にちょっと興奮してしまうくらいの出来の良さ。
その魅力を簡潔に述べると・・・
①静かなのに
②パワフルで
③しかもスムーズ
なんです!
例えば信号が青に変わって動き出すときのパワフル&スムーズさ。先日乗ったビッツのCVTより完全に上です。何のストレスもなく、自分の出したいスピードが出ます。後ろのBMWがあっという間に小さくなる。しかも音は静かで全然下品じゃない。車重が軽いこともあり、100mダッシュなら本気でクラウンとかには負けないじゃないだろうか。
検見川神社横の急な坂道も走らせたのですが、坂道でも踏めばぐんぐん加速します。
ちょうどコペンで適切なギアに入れたときと同じ位、思うままに加速してくれるんです!オートマ(というかCVT)なのに!しかもアクセルを離すと思ったとおりに減速してくれる。
ノークラッチ車(要はオートマ)でこんなに運転しやすい車はありません。残念ですが走りの性能は三菱iの遥か上を行っています。
このエンジンはダイハツの超自信作であるらしく次のムーブにも採用。一気に軽自動車トップシェアを狙う予定だそうです。このエンジンならそれはあり得る。さらに何とダイハツは「これからは3気筒エンジンしか作りません!」という宣言までする始末。コペンの4気筒エンジンはどうなるんだ~!って本当にもう4気筒はやめるらしいです。そのくらいこの3気筒に自信を持っているということでしょう。
でも確かにコペンにこの3気筒エンジン+CVTならば、MTじゃなくてもイイかも…と思ってしまうくらいの魅力があります。実際、次期コペンはそうなるのかも知れません。
しかし、しかし残念なのはそのデザイン。デザインは三菱iの圧勝です。というかデザインだけで全て台無しになっているような気がします。どうにかならなかったのだろうか?
あとサスペンションの粘りが足りないのも気になりました。ちょっとスピード出して交差点を曲がろうとすると「やべ、曲がれないかも」という不安感を感じてしまいます。不安感を感じるということは、つまりロールしきってそれ以上の余白がないということです。実際山道を攻めるのには向いてない足だと思います。ただその分乗り心地は非常に良い。
要は上戸あやのCMで言われているとおり、快速ドライブに特化した車だということです。コーナーリングを楽しむ車ではなく、普段の運転が楽しめる、ラクになる車だということです。
しかも燃費が無茶苦茶良いらしい。カタログ値でリッター26キロ。ユーザリポートを読んでると高速道路でリッター30を記録した人もいるそうな。このパワフルさでその燃費はちょっと信じられません。奇跡的に感じます。
デザインが本当に惜しい!というわけでクルマ偏差値は57になりました。
クルマが欲しい人は是非是非この車を選択肢に入れてみてくださいね。軽自動車最高!
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